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木のまち・木のいえ リレーフォーラム・大会

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これまでの開催状況

テーマ:「地域材を使ってもっと森林を元気に」

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主催者 特定非営利活動法人 森林との共生を考える会
開催日 2009/10/03
開催時間 13:00~15:45
会場 パレス宮城野 (住所:仙台市青葉区上杉3-3-1)
開催目的 概要
2 月27 日に設立された「木のまち・木のいえ推進フォーラム」の具体的な活動として、消費者と住宅産業、木材産業等の関係者の交流を図るイベントを開催しています。具体的には、全国各地の木材の集積地や消費地において交流会形式のリレーフォーラムを開催し、シンポジウム等を実施することとして、第1 回目を東京新木場地区で、第2 回目を群馬県鹿沼市で開催しました。
この度、第3 回目として、木材の一大生産地である東北地方において、最大の木材消費地であり住宅需要の大きい仙台市において、木造建築物の建設振興を図ることで森林の再生や雇用の確保・地域の活性化を推進していくかというテーマに関し、林業・木材産業、住宅産業、地方公共団体、木の家に住みたいという一般市民等が一体となって、木材利用に関する方策の検討、情報発信などを共に考え、学ぶ場として、開催することとします。
入場料 無料
参加対象者 林業関係者、木材産業関係者、住宅産業関係者、建築士事務所等、一般の方々
共催団体 (社)木を活かす建築推進協議会、「みやぎの木の家づくり」推進協議会
後援団体 林野庁、国土交通省、宮城県、みやぎ材利用センター、宮城県木材協同組合、「みやぎ版住宅」在来工法の会、宮城木材文化ホール運営委員会、河北新報社、産経新聞東北総局、朝日新聞仙台総局
出席幹事 三井所幹事

開催内容<プログラム内容>

スケジュール

13:00 オープニング

13:10 基調講演
三井所清典(木のまち・木のいえ推進フォーラム幹事:(株)アルセッド建築研究所代表、芝浦工業大学名誉教授)

14:00 「日本の木のいえ情報ナビ」の紹介

14:10 休憩

14:20 パネルディスカッション
コーディネーター:早坂みどり(住空間工房代表、シルバン発行・編集人)
パネラー :鈴木 信哉(林野庁木材産業課長)
小野瀬順一(前東北工業大学建築学科教授)
板垣 直行(秋田県立大学建築環境システム学科建築材料学グループ准教授)

15:45 閉会

実施報告

1 基調講演 概要
 ○三井所 清典  (株)アルセッド建築研究所代表 
            「協働による地域のすまいづくり・まちづくり」
 長く住むものは美しくなければならない、村の活性化のために美しい村を作っていくことをコンセプトとして家づくりに取り組むことの重要性について、具体的な事例として、福島県の南会津の茅葺屋根の前沢集落の下見板張り(雨板)や、新潟県山越村の地震で被害のあった村の住居を地元の大工とともに取り組んだ内容を中心に講演された。
 また、未完成の所を残して大工の仕事が途切れないようにすることで、将来的に大工と住まい手の関係を継続・構築させていくといった工夫についても紹介があった。
 住まいを守るのは、作り手である大工であり、さまざまな町づくりの事例を交えながら、美しいものをどうして作っていくのかを地域住民とともに考えることが大切であることをお話しされた。

2 「日本の木のいえ情報ナビの紹介」概要
  「日本の木のいえ情報ナビ」について、フォーラムに参加の住宅産業・木材産業関 係者へ周知を図るため、林野庁担当者から紹介。
  参加者に配布された資料にパンフレットを同封。キャンペーングッズ(間伐材利用 の木製マグネット)も手渡した。

3 パネルディスカッション 概要
○ コーディネータの早坂氏によってパネルディスカッションが進められ、パネリストがそれぞれの主張を述べた。
○ 鈴木信哉・林野庁木材産業課長
   木材利用推進を最前線で指揮している立場から、行政が今目指していることやこれからの展望などを紹介。
   日本の林業は柱角林業だったが、需要に合う日本の木が育っていなかったところに外材にシェアを奪われ続けたのが戦後の木材需要であることを紹介。林野庁は国産材時代が来ると言い続けてきたが、ようやく到来を実感できる時代がやってきたことを主張。
○ 板垣直行・秋田県立大学環境システム学科建築材料学グループ准教授
   材料学の専門家で特に数少ない木材のとして研究者である先生からは、材料としての木材の多様性や、環境から木材を考えたときに、人工乾燥はたくさんの二酸化炭素を排出する。製材・加工現場で使う集塵機は多くのエネルギーを使うことなどお話しいただいた。
○ 小野瀬順一・前東北工業大学建築学科教授
   構造の専門家である先生が、若くして作った洋風の自邸の失敗談と2年前に様々な創意工夫を施し大工の技を駆使して建てた木造住宅の様々な試みを行ったお話であった。
   宮城県産スギのスパン表の作成にかかわり、設計の現場から大変好評であるというお話があった。
○ 最後に、オブザーバーとして三井所先生も加わり、パネルディスカッションが進められ、会場の参加者からの質疑応答も時間をオーバーするほどの過熱ぶりであった。全体的には、写真や表などわかりやすく、専門的知識がなくても十分理解できると参加者から好評のうちに幕を閉じた。

●参加者数 120名

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